🏠 耐震基準と増築の考え方
1. 旧耐震基準の建物
1981年(昭和56年)以前に建てられた建物は「旧耐震基準」に基づいています。
この基準では、震度5程度に耐えられることを想定しており、現在の震度6強~7にも対応する新耐震基準と比べると耐震性は不足しています。
2. 増築をした場合の耐震レベル
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基本ルール
増築部分は「工事時点の建築基準法(新耐震基準)」に適合する必要があります。 -
よって…
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増築部分だけは新耐震基準に沿って設計される
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しかし、既存部分は旧耐震基準のままで残ります
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👉 つまり、建物全体としてみると「耐震性は旧耐震の弱点を抱えたまま」となります。
3. 既存部分と増築部分の接合
さらに注意点として、
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新しい構造と古い構造の「接合部分」が弱点になりやすい
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地震の際、揺れ方の違いによって結合部から壊れやすいケースもある
というリスクがあります。
✅ どうすればいいか?
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増築時に既存部分の耐震診断を受ける
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必要に応じて耐震補強工事を同時に行う
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補強をすれば、建物全体の耐震性を新基準に近づけることが可能
💡 まとめ
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増築部分は「新耐震基準」で造られる
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既存部分はそのままなので「旧耐震基準のまま」
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結果として、建物全体の耐震レベルは旧耐震の弱さを残す
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本当に安全性を高めるには、耐震補強+増築が理想
まずはお気軽にご相談ください😊
状況に合ったアドバイスや見積もりをご提案いたします。
今回は、「 耐震基準と増築の考え方 」についてご説明いたしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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