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変わるお墓のかたち:墓じまいとは

2025.02.03(Mon) 解体の知識

三島市・沼津市にお住まいのみなさん、こんにちは!

建物解体工事専門店 ミライ解体です。

今回は、【変わるお墓のかたち:墓じまいとは】についてご紹介します。

 

「ご先祖様への感謝の気持ちは大切にしたいけれど、お墓の管理が難しくなってきて…」

近年、核家族化や少子化が進み、多くの方がこのような悩みを抱えています。そんな時、選択肢の一つとして注目されているのが「墓じまい」です。

 

.墓じまいとは?

墓じまいとは、これまでの墓を撤去し、遺骨を別の場所に移したり、別の方法で供養したりすることです。近年、その数は増加傾向にあり、2016年には約10万件を超える改葬が行われました。これは、お墓の継承者がいない、遠方に住んでいるなど、様々な理由が考えられます。

 

.墓じまいと墓石解体の流れ

  1. 相談:ご家族や親族、お寺にご相談し、墓じまいの意向を伝えます。
  2. 手続き:市役所で「改葬許可申請書」を取得し、必要書類を揃えます。
  3. 遺骨の移動:新しい供養場所を決めて、遺骨を移します。
  4. 墓石の解体:専門業者に依頼し、墓石を撤去します。
  5. 閉眼供養:僧侶に依頼し、墓石に宿る魂を鎮めるための儀式を行います。
  6. 納骨:新しい供養場所で、遺骨を納めます。

 

.墓じまいのポイント

ご家族との話し合い: 墓じまいは、ご家族にとって大きな決断です。事前にしっかりと話し合い、合意を得ることが大切です。

  • 専門業者への依頼:墓石の解体は、専門知識と技術が必要です。信頼できる業者を選びましょう。
  • 費用について:墓じまいに伴う費用は、地域や業者によって異なります。事前に複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することをおすすめします。
  • ご遺骨の供養方法:永代供養墓、納骨堂、樹木葬など、様々な供養方法があります。ご自身の価値観やライフスタイルに合わせて、最適な方法を選びましょう。

 

.解体後の墓石はどうなる?

解体された墓石は、産業廃棄物として処理されます。粉砕され、道路工事などの材料として再利用されることが多いです。

 

.墓じまい後のご遺骨の供養

  • 永代供養墓:お寺や霊園が永く管理してくれるので、後継者の心配がありません。
  • 納骨堂:個別のスペースに納骨でき、いつでもお参りできます。
  • 樹木葬:自然の中で、ご遺骨を静かに眠らせることができます。
  • 手元供養:ご遺骨を自宅で保管し、身近に感じながら供養することができます。
  • 散骨:海や山など、自然の中に散骨することで、ご遺骨を自然に還すことができます。

 

.まとめ

墓じまいは、ご先祖様への感謝の気持ちを持ちながら、新しい供養の形へと繋げる大切な儀式です。ご家族の状況や想いに合わせて、様々な選択肢があります。より良い方法を見つけるお手伝いをさせていただければ幸いです。

 

今回は、【変わるお墓のかたち:墓じまいとは】についてご説明いたしました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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