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区画整理に伴う解体工事の費用や流れについて⑤

2024.10.13(Sun) 解体の知識

三島市・沼津市にお住まいのみなさん、こんにちは!

建物解体工事専門店 ミライ解体です。

今回は、【区画整理に伴う解体工事の費用や流れ⑤】についてご紹介します。

 

.基礎部分の解体について

区画整理の際、建物の解体を行う際に「基礎を残すべきかどうか」で迷う方も多いのではないでしょうか?

 

組合や行政から指示があれば、それに従えば良いのですが、特に指示がない場合もあるため、基礎の扱いに悩むケースが少なくありません。

ここでは、区画整理における基礎の取り扱いについて解説します。

 

.基礎の撤去は必要?

基礎を撤去するかどうかは、状況により異なります。

《土地区画整理法》に基づいた明確な規定はないため、行政の判断に委ねられることが多いです。

 

もし基礎が残っていることで今後の整備計画に影響が出ると判断された場合、基礎の撤去が求められます。

一方、基礎があっても問題ないと判断されれば、そのまま残しておくケースもあります。

 

行政としては不要な基礎の撤去にかかる費用を抑えたいのが本音なので、場合によっては基礎をそのままにすることもありますが、最終的には行政の指示に従うことになります。

 

.解体業者への連絡を忘れずに

もし組合や行政から「基礎の撤去が必要」と指示があった場合は、忘れずに解体業者にその旨を伝えてください。

基礎の撤去作業には当然費用がかかるため、基礎部分を含めた見積もりを取りましょう。

 

基礎撤去には高額な費用が発生することがあり、撤去の有無で解体工事全体の費用が大きく異なってくる場合もあります。

 

組合や行政が「基礎の撤去は不要」としても、建物の状態によっては基礎の一部を解体する必要がある場合もあるため、解体業者との相談を重ねた上で進めることが重要です。

 

.基礎を撤去した方が良い理由

行政や組合の判断に従うことが前提ですが、可能であれば基礎を解体し撤去することをお勧めします。

その理由の一つが《廃棄物処理法》です。

 

この法律は、廃棄物を敷地内に投棄することを禁止しており、自分の土地であっても廃棄物を放置することは認められていません。

自治体ごとに解釈の違いはあるものの、基礎を撤去せずに残しておくことで、廃棄物処理法に違反する可能性もあります。

 

行政の指示で基礎を残している場合は問題ありませんが、基礎が残ったままだと不動産価値が下がるリスクもあります。

基礎の撤去を行うことでトラブルを防ぎやすくなるため、行政や解体業者に相談しながら進めることが良いでしょう。

 

.まとめ

今回は、【区画整理に伴う解体工事の費用や流れ⑤】についてご説明いたしました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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