知らないうちに健康被害も…アスベスト(石綿)を放置する本当の危険性
目次
放置していませんか?
アスベスト(石綿)の危険性と、今取るべき対策
アスベスト(石綿)は、かつて建築材料として幅広く使われていました。
耐熱性・耐久性に優れていたため、住宅から工場、公共施設まで多くの建物に使われていますが、その危険性が明らかになった今でも放置された建材が多く残っています。放置は決して安全ではありません。今回は、アスベストを放置することの危険性についてわかりやすく解説します。
アスベストの“見えない危険”とは?
アスベストの繊維は、非常に細くて軽いのが特徴です。
目に見えないほど細い繊維が空気中に浮遊しやすく、吸い込んでしまうと肺の奥深くに入り込みます。
一度肺の内部に入り込んだ繊維は、体の防御機構で排出しきれず、長期間体内に留まることがあります。これが、後々の健康リスクにつながる大きな原因です。
放置によって起こる健康リスク
🔹 潜伏期間が非常に長い
アスベストによる健康障害は、すぐに症状が出るわけではありません。
多くの疾患が 数十年の潜伏期間を経て発症するとされ、過去の曝露が数十年後に深刻な症状として現れることがあります。
🔹 吸い込んだら戻らない可能性
アスベストは一度肺に入り込むと、分解・排出されにくい性質があります。
体内に残った繊維が、肺組織に炎症や損傷を与え、じわじわと病気を進行させることがあります。
🔹 発症する可能性のある病気
放置・吸入による主な病気は以下の通りです👇
-
悪性中皮腫(胸膜・腹膜のがん)
発症後の予後が厳しいとされる疾患で、アスベストとの関連が強い。 -
石綿肺(じん肺の一種)
長期にわたる繊維吸入で肺が線維化し、呼吸が困難になることがある。 -
肺がん
アスベストの吸入が肺がんのリスク因子となり得る。
他にも胸膜肥厚や胸水などの疾患が発症する可能性があります。
放置した場合の“周囲へのリスク”
アスベストを含む建材を壊さずにそのままにしておくと、建物の老朽化や小さな衝撃で繊維が飛散することがあります。特に…
✔ 壁や天井が劣化して剥がれ落ちそう
✔ リフォーム・改修で触れる可能性がある
✔ 地震や台風などの自然災害で損傷が予想される
こうした状況では、知らないうちに空気中に繊維が放出されてしまうおそれがあるため、放置は決して安心できません。
さらに、アスベストの粉じんは非常に軽く、換気の悪い場所では長時間浮遊しやすいため、微量でも吸入リスクが高まります。
また衣類や体についた繊維が家庭に持ち込まれ、家族にも二次曝露が及ぶ例も報告されています。
なぜ専門的な調査・対策が必要なのか?
アスベストの危険性が明らかになった現在、法律でも適切な調査・対策が義務付けられています。建物の改修や解体の前には、専門知識を持つ調査者による事前調査が必要です。
事前にアスベストの有無や含有量を正確に調べることで、
✔ 飛散リスクを最小限にする
✔ 法令を遵守した安全な作業計画を立てる
✔ 近隣住民や作業員の健康を守る
といった対策を講じることができます。
まとめ:放置は「見えない危険」を育てる
アスベストは、目の前に症状が現れなくても、 長期的に健康リスクを高める性質がある物質です。
放置することで…
✔ 時間をかけて健康被害につながる可能性
✔ 粉じんが飛散しやすい状態が続く
✔ 自分や家族、近隣へのリスクが積み重なる
といった懸念が増していきます。
次のステップ:正しい調査と安全な処理へ
もし古い建物や建材にアスベストが含まれている可能性があるなら、
まずは専門の調査を行うことが重要です。
ミライ解体では、安全性を最優先に、
✔ アスベスト含有の事前調査
✔ 法令に基づく飛散防止対策
✔ 適正な除去・処理
をしっかりサポートいたします。
アスベストに関するご不安や疑問があれば、ぜひお気軽にご相談ください。
まずはお気軽にご相談ください😊
状況に合ったアドバイスや見積もりをご提案いたします。
今回は、 【 知らないうちに健康被害も…】 についてご説明いたしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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