建設リサイクル法ってなに?
目次
🏗️ 建設リサイクル法ってなに?
— 解体前に知っておきたい大事なルールをやさしく解説 —
家を解体したり、大きなリフォームをしたりするときに必ず関わってくるのが
「建設リサイクル法」 です。
名前だけ聞くと難しそうですが、
簡単にいえば “建物を壊すときに出るゴミをきちんと分けてリサイクルしましょう”
というルールを定めた法律です。
知らないまま工事を始めると、実は 罰則 がある場合も…。
今回は、できるだけやさしくポイントをまとめました!
📘 建設リサイクル法ってどんな法律?
正式名称は
「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」。
この法律で決められているのは次の3つです👇
-
建物を解体・新築・増改築するときは、
一定規模以上の工事で届出が必要 -
工事で出てくる
コンクリート・木材・アスファルトなどを分別してリサイクルすること -
工事をする事業者は
正しい手順で工事し、きちんと処分する義務がある
つまり、環境を守るために「分別・再資源化」を進めましょうという法律なんです。
📏 どんな工事が対象になるの?
一般のご家庭で関わるのは主に 解体工事。
✔ 解体工事
延べ床面積が80㎡以上 → 届出が必要
木造の平屋でも、ちょっとした住宅でも、大半が80㎡を超えてきます。
そのため、一般家庭の解体工事は
ほぼ 建設リサイクル法の届出が必要 だと思っていただくと良いです。
📝 届出は誰がやるの?
基本的には 解体業者が代行 します。
(施主さんが役所に行く必要はありません)
届出に必要な書類は…
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工事概要書
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分別解体の計画
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現場写真
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配置図・平面図
など。
工事の 7日前までに提出 しなければならないため、
届出を忘れると着工が遅れてしまいます。
🔧 実際の“分別解体”ってどうするの?
建設リサイクル法では、建物を壊す際に
「混ぜたまま捨てる」ことが禁止されています。
例えば…
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木くず
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コンクリート
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アスファルト
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金属
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ガラス など
これらを素材ごとに仕分けし、
再資源化できるものはできるだけリサイクルします。
現場では
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木材の選別
-
基礎コンクリートの分離
-
廃材の搬出
など、地味ですがとても大切な作業が続きます。
⚠ 建設リサイクル法には罰則もあります
「届出してないけど、誰にもバレないでしょ?」
…と思ってしまいがちですが、厳しい法律です。
◼ 主な罰則
-
届出をしなかった場合
50万円以下の罰金 -
虚偽の届出をした場合
50万円以下の罰金 -
分別せずに処理した場合
工事停止命令 → 守らないと 1年以下の懲役 or 100万円以下の罰金 -
不適切な処分(不法投棄など)
さらに重い罰則あり
もちろん、普通に解体業者へ依頼すれば違反することはまずありません。
ただし「届出不要です!」という業者がいたら、少し注意したほうが良いかも…。
🧭 なぜ届出が必要なの?
→ トラブル防止・環境保護・不法投棄の抑止!
建設リサイクル法は、ただの“お役所手続き”ではなく
-
廃材の行き先が分かる
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不法投棄を防げる
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近隣トラブル(騒音・粉じん)を最小限にする
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資源を再利用して環境負荷を減らす
など、建設現場の透明性を高める役割があります。
🌱 まとめ
建設リサイクル法は「安心して解体するための基礎ルール」
建設リサイクル法と聞くと難しく感じますが、
実際には 「正しく分別して、きちんと届出する」 というシンプルな内容です。
ポイントをおさらいすると…
-
80㎡以上の解体工事は届出が必要
-
届出は通常、解体業者が代行
-
分別解体は義務
-
違反すると罰則もある
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正しい手続きはトラブル防止にもつながる!
解体工事を考えている方は、
「うちの工事は届出が必要?」
「分別解体ってどこまでやるの?」
など、お気軽にご相談ください😊
まずはお気軽にご相談ください😊
状況に合ったアドバイスや見積もりをご提案いたします。
今回は、 【 建設リサイクル法ってなに?】 についてご説明いたしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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