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浄化槽の解体・撤去ってどうするの?

2025.12.20(Sat) 解体の知識

🌱 浄化槽の解体・撤去ってどうするの?

— 最近の費用感や作業の流れを解説 —

お家の建て替えや解体工事、または地域で下水道が整備されたときに、「そういえば浄化槽ってどうするの?」と相談をいただく機会が増えています。

昔は「そのままでもいいか…」という雰囲気がありましたが、今は 適切な撤去が必須

土地を売ったり利用したりするうえでも、浄化槽を放置すると後々トラブルの原因になることがあります。

今回は、そんな 浄化槽撤去の費用相場や作業の流れ、注意点 を、できるだけわかりやすくまとめました。


💰 最近の「浄化槽撤去」費用の相場は?

家庭用の一般的な浄化槽だと、

おおむね 20〜40万円前後が相場 というのが現場の感覚です。

安いケースでは10万円台からの工事もありますが、実際は…

  • 槽の材質(FRP・コンクリート)

  • 深さや大きさ

  • 車両の入りやすさ

  • 周りの外構の状態

    などで大きく変わります。

特に近年は、

産廃処理費の上昇や埋め戻し材の価格変動もあって、以前より費用が読みにくくなっています。

「浄化槽の撤去っていくらくらい?」

と聞かれたら、まず現場を見てからでないと判断が難しい、というのが正直なところです。


🛠 浄化槽撤去の作業の流れ

浄化槽の撤去は、大きく分けて次のような工程で進みます。


① 事前調査

浄化槽の種類、大きさ、埋まっている深さ、周辺の配管などを確認します。

家の裏手にあって重機が入らない…なんてこともあるので、ここはとても大事です。


② 汚泥の抜き取り・清掃

槽の中に残った汚泥や水を処理します。

これをしておかないと、撤去自体ができません。


③ 槽の破砕・掘り起こし

重機や工具で浄化槽を割ったり切断したりしながら地中から取り出します。

コンクリート槽だとけっこうな重労働です。


④ 産業廃棄物として適正処理

浄化槽は産廃扱いとなるため、決められたルールで処理します。

不適切な処理は後から大問題になるので、ここは業者の腕の見せ所です。


⑤ 埋め戻し・整地

撤去でできた穴を砂や砕石などで埋め、地盤を整えます。

建築予定があるなら、地盤の締まり方もチェックしながら作業します。


⑥ 届出・書類関係

自治体への “使用廃止届” の提出や、工事写真の整理などを行い完了です。


👀 浄化槽撤去で知っておくと得するポイント

✔ 清掃済みかどうかで費用が変わることがある

「汚泥の抜き取り」が終わっているかどうかは大きなポイントです。

✔ 敷地が狭いほど手間がかかりやすい

重機が入らない場所は、手作業が増えて工期が長くなることも。

✔ 補助金が出る自治体もある

下水道への接続や環境整備として、まれに補助金が出る地域もあります。

事前に役所へ確認してみましょう。

✔ 土地活用を予定しているなら“撤去は早め”がおすすめ

のちのち宅地造成・駐車場整備・売却などを考えている場合、浄化槽が残っていると手続きが止まることもあります。


🌈 まとめ

浄化槽撤去は「土地の未来を整える」大事な作業

浄化槽って、普段はほとんど意識しない設備ですが、

撤去となると意外とやることが多く、しかも将来の土地利用に直結します。

  • 家を建て替える

  • 土地を売りたい

  • 下水道へ切り替える

    そんなタイミングなら、浄化槽の撤去は早めに動いておくと安心です。

もし、

「うちの浄化槽はどれくらいかかる?」

「地中深くにあって心配…」

「解体とまとめてお願いできる?」

など気になることがあれば、現地を見ながら詳しくご案内しますので、お気軽にご相談くださいね😊

まずはお気軽にご相談ください😊

状況に合ったアドバイスや見積もりをご提案いたします。

今回は、 【 浄化槽の解体・撤去ってどうするの? 】  についてご説明いたしました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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