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【初心者向け】解体工事が終わったら?

2025.11.14(Fri) 解体の知識

🏠【初心者向け】解体工事が終わったら?

―忘れずに出したい「解体後の届出」とは―


■ 「解体が終わったら、それで完了」ではないんです!

長年暮らした家を解体すると、

ようやくスッキリしてホッとしますよね。

でも実は、工事が終わったあとに

**もうひとつ大切な“手続き”**が残っているんです。

それが――

👉 「解体後の届出」

この届出をきちんとしておかないと、

登記や税金の処理がスムーズにいかず、

後から手間がかかってしまうこともあります。


■ 解体後に必要な届出はこの2つ!

届出の種類 内容 提出先
🏢 建築物除却届 建物を取り壊したことを行政に知らせる 市町村役所
📄 建物滅失登記申請 登記簿から建物を削除する 法務局

この2つが、解体後の「やっておくべき」基本手続きです。


■ ① 建築物除却届とは?

建築物除却届(けんちくぶつじょきゃくとどけ)は、

“この建物を取り壊しました”という報告です。

これは、建築基準法第15条で定められていて、

建物を新築・増築するときだけでなく、

取り壊したときにも届出が必要なんです。

🏠 出す人:建物の所有者(または業者が代理)

🏛 提出先:市区町村の建築指導課など

📅 提出期限:工事完了後おおむね7日以内

届出をすると、「建築物除却証明書」が発行されます。

この証明書は、次に行う“登記の抹消”で必要になります。


■ ② 建物滅失登記の申請(法務局)

建物を解体したら、法務局に

**「建物滅失登記(めっしつとうき)」**を申請します。

これは、登記簿上から「建物がなくなった」と記録する手続き。

この手続きをしないままだと、

登記簿には“まだ建物がある”ことになってしまい、

不動産の売却や建て替えのときにトラブルになることも。

📝 必要な書類の例

  • 建築物除却証明書(市町村で発行)

  • 解体業者の工事完了報告書

  • 現場写真(更地になった様子)

この申請をしておけば、

土地の登記や次の家づくりにもスムーズにつながります。


■ ③ 税金のことも忘れずに!

解体後は、固定資産税にも変化があります。

建物がなくなると「家屋に対する税金」は減りますが、

同時に「住宅用地の特例(減税)」が外れるため、

土地の税額が上がるケースもあります。

💡ワンポイント

「更地にしたら税金が下がる」と思っていたら

実は上がっていた、という相談も多いです。

事前に市町村の税務課に確認しておくと安心です。


■ ミライ解体では届出もサポート!

ミライ解体では、工事後に必要となる

各種届出のサポートも行っています。

✅ 建築物除却届の提出代行

✅ 除却証明書の受け取り

✅ 建物滅失登記に必要な書類サポート

「書類が苦手で不安」「役所の手続きが面倒…」

そんなお客様に寄り添い、最後までしっかりフォローいたします。


■ まとめ:解体後の届出は“次の暮らし”への第一歩

解体工事は“終わり”ではなく、

新しい暮らしのスタートライン。

届出をきちんと済ませておくことで、

登記も税金もスムーズに進み、

次の家づくりや土地活用にも安心して進められます。

「終わったあとまで安心」

それが、ミライ解体のこだわりです。


📚 参考資料(出典)

 

まずはお気軽にご相談ください😊

状況に合ったアドバイスや見積もりをご提案いたします。

今回は、 

【初心者向け】解体工事が終わったら?

  についてご説明いたしました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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