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共有私道とは?

2025.10.02(Thu) 解体の知識

🏘️ 共有私道とは?不動産の視点から徹底解説
🔹 基本定義
共有私道とは、複数の所有者が共同で所有する私道のことです。
公道とは異なり、自治体ではなく個人が所有しており、
通行や管理には制限や合意が必要です。

🧩 共有形態の違い

⚖️ 法的ポイント
• 通行地役権:他人の土地を通行するための権利。
登記すれば第三者にも主張可能。
• 袋地通行権:四方を囲まれた土地(袋地)は、
囲繞地を通行する権利が認められる。
• 民法改正(2023年):ライフラインの引き込みに必要な掘削工事は、
事前通知すれば所有者の同意なしでも可能に。

💰 費用・税金・管理

🏗️ 解体・建築・売却時の注意点
• 接道義務のクリア:建築基準法では、
幅4m以上の道路に2m以上接している必要あり。
共有私道で条件を満たせば建築可能。
• 売却時の評価低下:共有状態だとローン審査に影響。
地役権の登記や持分整理が必要。
• 相続で共有者が増加:意思決定が困難になり、
管理や売却が複雑化。

⚠️ よくあるトラブル事例
• 共有者の一部が修繕費や税金を支払わない
• 掘削工事に同意が得られずライフラインが引けない
• 通行権が明文化されておらず、通行を拒否される
• 所有者が行方不明で管理ができない

📌 実務上のアドバイス

• 通行地役権の登記は必須。売却・相続時のトラブル回避に有効。

• 共有者との覚書作成で利用ルールを明文化。
• 代表者の選定と連絡体制の整備で管理を円滑に。
• 事前調査と専門家への相談が不可欠。特に購入前は権利関係を徹底確認。

🏘️ 左側:共同所有型(1筆の土地を複数人で共有)
• 道路全体が1つの地番で構成され、複数の所有者が持分を持っている。
• 通行は自由だが、掘削や工事には共有者全員の同意が必要。
• 修繕や税金も持分に応じて負担。

🏘️ 右側:相互持合型(分筆された私道を各人が所有)
• 道路が複数の地番に分かれており、各家が自分の前の道を所有。
• 他人の部分を通行するには通行地役権の設定が必要。
• 掘削や工事も他人の土地には同意が必要。

まずはお気軽にご相談ください😊


状況に合ったアドバイスや見積もりをご提案いたします。

今回は、共有私道とは 」についてご説明いたしました。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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