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セットバックとは?

2025.08.04(Mon) 解体の知識

🔸セットバックとは?

セットバック(Setback)=道路から建物を一定距離後退させること

✔ 建築基準法により、建物を道路の境界線から一定距離下げて建てなければならないルールです。

✔ 主に、幅4m未満の道路に面する土地が対象になります。


🔹なぜセットバックが必要なの?

▶ 古い住宅街などでは、道路幅が3mや2.5mの場所も多く、

救急車や消防車が通れないリスクがあるため、将来的に道路を広げる必要があります。

🔧 そのため、建築時点で以下のような「後退義務」が発生します:

📏 道路の中心から2mのラインまで、建物を引っ込める(後退させる)必要あり


🔸セットバックの具体例

たとえば、前面道路が3mしかない場合:

内容 距離
必要な道路幅 4m
現在の道路幅 3m
不足分 1m
自分の土地が負担する距離 0.5m

✅ この「0.5m分」、建物を敷地の内側に下げて建てなければなりません!


🔹セットバック部分の土地はどうなる?

建物は建てられません

敷地面積に含まれないケースが多いです

✅ 自治体によっては、将来的な道路整備に備え、

  寄付や無償提供を求められることもあります。

💡 不動産価格や有効面積の判断に大きく関わるので、契約前の確認が超重要!


🔸注意したい3つのポイント

1️⃣ 土地の販売図面に「要セットバック」と記載があるかチェック!

  ⇒ 記載がない場合でも、現地道路の幅を確認しましょう。

2️⃣ セットバック後の建築可能面積(有効宅地面積)を把握!

  ⇒ 想定より狭くなることがあります。

3️⃣ 建築士・不動産会社に事前相談を!

  ⇒ 建築確認申請時にトラブルになる前に、必ず専門家の目で確認してもらいましょう。


✅まとめ:セットバック=将来の街づくりへの「先行投資」

セットバックは一見不便に感じるかもしれませんが、安全な道路を確保し、将来の都市整備に貢献する大切な制度です。

土地購入や家づくりの際は「セットバックの有無」を必ずチェック!

知らないと損するポイントなので、早めに確認するのが安心です。

今回は、

セットバックとは?

についてご説明いたしました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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