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更地にすると税金が上がる?空き家特例と固定資産税の話

2025.05.20(Tue) 解体の知識

三島市・沼津市にお住まいのみなさん、こんにちは!

建物解体工事専門店 ミライ解体です。

今回は、「更地にすると税金が上がる?空き家特例と固定資産税の話」についてご紹介します。

🏠 解体したら税金が上がるって本当?

「家を壊して更地にすると、固定資産税が上がるって聞いたけど…本当?」

そう不安に思って、空き家を放置している方も多いかもしれません。

結論からいうと、上がる可能性はあります

ただし、それには条件がありますし、必ずしも損をするとは限りません。

この記事では、そんな解体と税金の関係について、わかりやすく解説していきます。


💰 固定資産税のしくみをカンタン解説

まずは「固定資産税ってなに?」という方のために、ざっくりご説明します。

  • 土地や建物を所有している人が毎年払う税金です

  • 金額は、自治体が決めた「評価額」によって決まります

  • 家が建っている土地には軽減措置があるのがポイント!


🏡 「住宅用地特例」で税金が安くなる

家が建っている土地には、「住宅用地特例(じゅうたくようちとくれい)」という優遇制度があります。

たとえば…

  • 200㎡までの土地 → 固定資産税が6分の1に!

  • 200㎡を超える部分3分の1に!

つまり、建物があるだけで、土地の税金が大きく安くなっているんですね。


🏗 解体して更地にすると…軽減がなくなる!

問題はここからです。

建物を解体して更地にすると、この特例が使えなくなってしまいます。

つまり、翌年度から固定資産税が最大6倍になるケースも!

これが「解体したら税金が上がる」と言われる理由です。


⚠️ じゃあ解体しないほうがいいの?

一概にはそう言えません。空き家を放置しておくと、次のようなリスクもあります。

  • 老朽化で倒壊・事故の恐れ

  • 近所からのクレームやトラブル

  • 「特定空家」に指定されると逆に税金アップ&行政代執行の可能性も!

こうしたリスクをふまえると、解体することが長い目で見てお得な場合もあるんです。


🏚 「特定空家」ってなに?

使われていない空き家のうち、以下のようなものが「特定空家」に指定されることがあります。

  • 倒壊の危険がある

  • ごみだらけで衛生的に問題がある

  • 景観を著しく損なっている

これに指定されると、なんと!住宅用地特例が外されてしまうんです。

つまり、解体しなくても税金が上がるということ。


📝 税金だけで判断しないのが正解!

「更地にすると固定資産税が高くなるから解体はしないほうがいい」

というのは、一見もっともらしく聞こえますが、空き家の状態や将来の使い道次第です。

こんな方は解体も前向きに検討してみましょう:

  • 今後の利用予定がまったくない

  • 老朽化が進み、近隣にも迷惑をかけそう

  • 土地を売りたい・貸したいと考えている


✅ まとめ:税金は「損得」より「安心と安全」で考えよう

更地にすると固定資産税が上がる可能性はありますが、

それ以上に安全性や将来的な活用、売却のしやすさを重視する方が多いです。

税金の心配がある方も、まずはお気軽にご相談ください😊

状況に合ったアドバイスや見積もりをご提案いたします。

 

今回は、「更地にすると税金が上がる?空き家特例と固定資産税の話」についてご説明いたしました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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