石綿(アスベスト)の使用禁止が進んだ経緯について
三島市・沼津市にお住まいのみなさん、こんにちは!
建物解体工事専門店 ミライ解体です。
今回は、【石綿(アスベスト)の使用禁止が進んだ経緯】についてご紹介します。
目次
1. アスベストの広範な使用
アスベストはかつて、私たちの生活のあらゆる場面で広く使用されていました。しかし、その後、アスベストが健康に悪影響を及ぼすことが明らかになり、法律での使用制限が行われるようになり、ついには全面的な使用禁止が実施されました。
アスベストによる疾患は、発症までに長い潜伏期間があります。そのため、過去にアスベストを扱った方々も、今なおアスベストによる疾患のリスクが残っています。
アスベストは、その特性から約3000種類の用途に使用されていました。主な建材や工業製品に含まれ、その特性によって重宝されていました。
アスベストが使用されていた理由や場所についても詳しく見ていきましょう。
使用されていた理由
アスベストは耐火性や断熱性、防音性、絶縁性などに優れ、かつ安価で入手できるため、建材や工業製品の素材として好まれました。
使用されていた場所や物
住宅や倉庫の外壁や屋根、ビルや公共施設の鉄骨、天井、壁、床などに使用されていました。また、自動車や家電製品、工業製品にも広く利用されていました。
2. アスベストの使用禁止への経緯
昭和50年(1975年)
アスベスト含有率が5%を超える建材の吹き付けが禁止されました。
平成7年(1995年)
アスベスト含有量が1%を超える建材の吹き付けが禁止されました。
平成16年(2004年)
アスベスト含有量が1%を超える建材の製造や輸入が禁止されました。
平成18年(2006年)
アスベスト含有量が0.1%を超える製品の製造や輸入が原則禁止されました。
これらの取り組みにより、アスベストの使用が段階的に制限され、最終的に全面禁止されました。
3.まとめ
今回は、【石綿(アスベスト)の使用禁止が進んだ経緯】についてご説明いたしました。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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