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ローンの計算実質年率とアドオン方式|ミライ解体

2024.05.17(Fri) 解体の知識

ローンの金利がどれくらいなのか調べる際に
金利の表示に、実質年率とアドオン方式という記載があります。
それらがどう異なるのか、計算方式も含めて調べてみました!

実質年率(Annual Percentage Rate, APR)とアドオン方式(Add-on Method)は、借金やローンの利息を計算するための異なる方法です。それぞれの特徴と違いを説明します。

実質年率(APR)

  1. 定義: 実質年率は、ローンの年間利率を示す標準的な指標です。利息だけでなく、手数料やその他の費用も含めた総コストを反映します。
  2. 計算方法: APRは、ローンの元金、利息、手数料を含めた総支払額を元に計算され、年単位の利率として表されます。
  3. メリット: 実質年率は、異なるローンやクレジットカードの比較を容易にし、総コストを明確にするため、借り手にとって透明性が高いです。
  4. : 10万円を年利5%で借りた場合、実質年率には手数料やその他の費用も含まれるため、支払う総額がわかります。

アドオン方式(Add-on Method)

  1. 定義: アドオン方式は、借り入れの元金に対して利息を計算し、その利息を元金に追加してから、均等に分割して返済する方法です。
  2. 計算方法: 元金に対する総利息を計算し、それを借入期間中の毎月の支払い額に加えます。元金と利息を合計した金額を借入期間の月数で割ります。
  3. メリット: 計算が簡単で理解しやすいです。
  4. : 10万円を年利5%で2年間借りた場合、総利息は1万円(10万円 * 5% * 2年)となり、元金と合わせた総額11万円を24ヶ月で割った額を毎月返済します。

主な違い

  1. コストの透明性: 実質年率は手数料や費用を含めた総コストを示すため、借り手にとって総支払額が明確になります。一方、アドオン方式は単純に元金と利息を足して返済額を決めるため、実際の負担額が見えにくくなることがあります。
  2. 計算方法: 実質年率は複雑な計算を伴うことが多いですが、アドオン方式はシンプルな計算方法です。
  3. 総コスト: 同じ金利率でも、アドオン方式は実質年率よりも高い総コストになることが多いです。

このように、実質年率とアドオン方式は利息計算方法において大きな違いがあり、それぞれのメリットとデメリットを理解することが重要です。

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